• 症状別処方箋

下痢・便秘・花粉症・頭痛・リウマチ等々それぞれの症状別に、原因と対策をお教えします。

  • 季節の野草

四季折々の薬草について、その効用をまとめてあります。写真は店長が撮影しています。

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池ノ谷薬草園、滋賀、漢方、咳、咽の痛み、頭痛、鼻炎、蓄膿、後鼻漏、潰瘍性大腸炎、脱肛、狭心症、胃下垂、膨満感

冬至が過ぎ、薬草園では、新しい命が実や新芽の形でみられます。これからさらに厳しい寒さに曝されることで、たくましさを蓄えているかのようです。一方で鹿の食害がまた始まっています。お山の薬草園の宿命でしょうか、フェンスを高くしても、比較的低いところを見つけては侵入してきます。油断すると種類によってはすぐ全滅です。ブルーベリーは全滅。ワサビもご覧の通りです。これから初夏にかけて、また鹿との攻防は続きます。


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ナンテン(南天実):メギ科。実、葉。咳止め、咽の炎症。有毒。 ワサビ:アブラナ科。根茎。魚鳥肉の中毒予防。早くも新しい葉が伸びていたが全て鹿の食外を受けていた。 モクレン(辛夷):モクレン科。花蕾。辛。平。肺・胃経。副鼻腔炎、慢性鼻炎。→鼻淵丸。 サンショウ(蜀椒):ミカン科。辛。大熱。脾・胃・肺・腎経。果実。元来、胃腸虚弱者の腹痛、悪心、嘔吐に用いるが、最近、潰瘍性大腸炎に良く用いられる。→大建中湯。 ユズ(枳実):ミカン科。果実。苦・酸、微寒。脾・胃経。消化不良による胃腸膨満感、胃下垂、子宮脱。→四逆散。
ビワ(枇杷葉):バラ科。葉裏の毛を除いた葉。熱性の咳・のどの乾燥感や熱性のからえずきに使う。→枇杷清肺飲。 カラスウリ(?楼仁、?楼根):ウリ科。種子、根。種子は狭心痛に、根は熱性の咳や乳腺炎などに。→?楼薤白半夏湯
サネカズラ(南五味子):マツブサ科。成熟果実。民間で洗髪料に使われた。咳止め効果があるが、漢方では専ら、近縁のチョウセンゴミシ(北五味子)の方を用いる。 ゴシュユ(呉茱萸):ミカン科。未熟果。強い辛味と苦味を持つが、温性が強いため、冷え性の頭痛、吐き気、嘔吐のほか、下腹部や手足の冷えに使用。→呉茱萸湯、温経湯。 マオウ(麻黄):マオウ科。茎。辛味と温性を持つ生薬で、発汗作用と気管支拡張作用を利用して、寒冷刺激による身体痛、咳、呼吸困難のほか、急性の浮腫みにも用いる。→麻杏甘石湯、越婢加朮湯。

 赤字

漢方薬に特に頻繁に配合される重要な薬草。

参考にした資料  1)原色牧野和漢薬草大図鑑(北隆館)
2)薬草園図鑑(京都府薬種商協会編)
3)中医臨床のための中薬学(神戸中医学研究   会編)
4)中葯学(上海科学技術出版社)
枠内の見方 枠内は、種名、生薬名、科名、使用部位、薬味薬性、帰経、用途、その生薬を配合した漢方薬名の順に記す。
漢方薬と民間薬草との違い 漢方薬に使用される生薬は、次の点で体系化されており、複数の生薬で構成される漢方薬の効き目を最大限に引き出すために、配合に一定の法則が有ります。
@薬味:酸・苦・甘・辛・塩辛い
A薬性:寒・涼・平・温・熱
B帰経:薬効が反映されやすい部位。
C相性:他薬との相互作用
一方、民間薬草は長い年月用いられてきたが、上記の点で十分体系化されていない。
ご指導ご協力 池ノ谷薬草園の皆様
     
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